金木犀とフジファブリック

金木犀の香りはどうして悲しい記憶を思い出させるんだろう

そして金木犀の季節になると聴きたくなるフジファブリック

 

仕事が終わり、ネトフリでお気に入りの海外ドラマをみて

ユーチューブでどうでもいい動画を適当に見ながらネイルをして、

関連動画をどんどん巡っていったらラッドウィンプスの新曲から一人カラオケがはじまり

ベストオブ個人的心をえぐる曲を聴き始めちゃった

 

お母さんを亡くした後にずっと聞いていたなとぐるぐる

電車の中でお母さんのことを不意に思い出しては泣いていたあのころ、

おにいちゃんに電車の中でも泣いちゃうんだよねといったら

俺は叫びたくなるよと返事が来て、あ、頼もしいお兄ちゃんもお母さんの死は受け入れられていないんだと思った

親のありがたさなんて歳を重ねないとわからないのに

親孝行なんて社会人になってからできるものなのに

一人で生活している私を、働いている私を、恋人がいる私を、

誰よりも興味と関心と愛をもってくれるのはお母さんなのに、いないだなんて。

 

この心にあいた穴は、塞ぐことはできなくて

おばあちゃんになっても私はずっとおかあさんの面影を追いかけているんだろうな

 

 

ああ、ほら

結局私は三年たっても母親の死を乗り越えることはできない

 

何度同じようなことを日記やツイッターに書き記したことか

それに懲りずブログまで。